宝くじを買う人がお金持ちになれない理由
みなさんこんにちは(^^♪
宝くじって買ったことありますか?
私も過去に一度だけ買ったことがあります。
サマージャンボや年末ジャンボだけでなく、サッカーのtotoクジとかが通年的に販売されていますね。一等が当たれば何億円とかの金額になり、一気にお金持ちになれそうです。外国の宝くじだと、最高何百億円とかいう当選金額もあります。高額当選が出ると、ニュースになったりするので、「自分もひょっとしたら当たるかも」という心理状態になります。
しかし、宝くじの一等が当たる確率って、サマージャンボとかで数百万~一千万分の一だそうです。具体的にどのくらいの確率かというと、一説には偶然雷に打たれて死んでしまうくらい低い確率だそうです。ちなみに、毎年交通事故で死亡する人は雷で死ぬ人の数百倍ですので、宝くじに当たるより、交通事故で死んでしまう可能性の方がはるかに高いことになります。
そうは言っても、宝くじは他のギャンブルに比べ、クリーンなイメージがあり老若男女問わず大勢の人が購入しています。競馬やパチンコに手を出すのは気が引ける人でも、宝くじは何の抵抗もなく販売店の列に並んだりできます。
しかし、宝くじは数あるギャンブルの中でも「最も割に合わない」賭けの一種であることをご存じでしょうか?ギャンブルには必ず胴元がいて、掛け金の何割かを抜いていきますが、この抜かれるコスト(テラ銭と呼ばれます)が宝くじは極端に高いのです。
他のギャンブルと比較しても、次のようになります。
- 競馬 競馬主催者のテラ銭25% 客75%
- パチンコ パチンコ店のテラ銭20% 客80%
- 宝くじ 宝くじ協会のテラ銭52% 客48%
なんと、ギャンブルの代表格である競馬やパチンコよりも宝くじははるかに胴元の取り分が高く、お客に不利なゲームとなっています。
単純に考えれば、宝くじの総売り上げが100億円あっても購入者達には48億円程度しか返ってこないということです。
統計学的に言うと、「期待値が低い」ということになります。
詳しいことはまた違う機会に触れたいと思いますが、投資においてはこの期待値が投資金額を上回らなければ話になりません。
ギャンブルの場合、最初は運で勝つこともありますが、長期的に続けていくと必ず胴元が勝つようになっています。競馬やパチンコの取り分が宝くじより低くても、一文無しになる時間が延びるだけです。
投資はより期待値の高い投資対象を見極め、自分なりの根拠を持って資金を投じる行為です。成功する人はその過程で経験を重ね、投資対象を見極める力が洗練されていくからお金が着実に増えていきます。
確かに、宝くじで一攫千金が当たれば一時的にお金持ちにはなれます。しかし、それを増やすスキルやマインドを持たないため、当選金は目減りしていく一方です。宝くじに当たった人は数年で元の状態に戻ることが多いとも聞きます。
そもそも当たる確率が極端に低いうえに、還元率も低いのですから、投資としてこれほど効率の悪いことはありません。
お金持ちを目指すなら、楽して棚からボタ餅みたいな発想で宝くじを買うのはやめましょう。
その余っているTポイントで投資してみませんか?【SBIネオモバイル証券】