マネーガイドブック~新時代を生き抜くお金の話~

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持ち家は資産ではない⁉あなたをお金持ちにしてくれる真の資産とは

みなさんこんにちは


一昔前は結婚したらマイホームを買って、週末はマイカーでドライブを楽しむのが一般的でした。今でもまだマイホーム信仰は根強く、借家よりは一国一城の主にという方も多いです。

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よく雑誌とかで持ち家派V・S賃貸派みたいな特集で、どちらがお得か記事が組まれていたりしますが、それはまた別の記事で紹介したいと思います。
今回は、世間で「持ち家は資産」と言われることに対して本当かどうか考えてみたいと思います。それにはまず、「資産とはなんぞや?」というところから始めます。
ネットで検索すると、「金銭や土地・家屋、証券などの財産」や「会計用語で会社が保有する財産(現金、社用車、商品等)。貨幣を尺度とする評価が可能で、かつ将来的に会社に収益をもたらすことが期待される経済的価値」・・など難しい説明がでてきます。

まあ要するに、世間一般に言われている資産ってお金に換金できる物や権利のことを指してるんですよ。特に、銀行や質屋みたいな金貸しは不動産やブランド品なんかを担保にお金を貸すわけですから、人気があって売れる商品をあなたの「資産」とみなしています。

でも、買った物って基本的に買った値段より高く売れることって無いんですよね。特に新品で買った物は使った瞬間に中古品ですし、すぐに売値は下がります。例えば、買ったばかりの1000円した本を古本屋に持ってってもせいぜい200円くらいにしかなりません。長く持てば持つほど、プレミアでも付かない限り売値は下がっていきます。

値段が下がるだけならまだいいです。持ち家や車は持ってるだけで維持費がかかります。モノによってピンキリですが、税金や保険、修繕費等で毎年数万~数十万取られます。

売れればそれなりのお金になるかもしれませんが、家や車はたとえ新品で転売したとしても買値から何割か安くなります。すでに販売価格にメーカーの販売費や利益、広告費等が上乗せされているからです。安値でしか売れないうえに、持ってる間はお金が減り続けるような物を資産と呼べますか?

今では想像もできませんが、バブルの頃はローンでマイホームを買ってもマイホーム自体が買値よりも値上がりしたため、投機目的で不動産を買いあさる人がたくさんいました。しかし、バブルがはじけてからは人口減少も相まって不動産は値下がりする一方です(都心はチャイナマネーや五輪特需で上がっています。また宮古島が住宅ラッシュなど一部に例外もあります)。持ち家が資産という人は、バブルの頃の感覚を引きずっており、値段が高価な物やサービスに価値を置く人が多いです。

でも、「値段が高い物」が将来的にその値段より高くなることってほぼ無いんですよ。それどころか、物によってはあなたの財布や口座からお金を取っていく厄介者になるのです。

では、お金持ちになるために持つべき真の資産とはなんでしょうか?

昔読んだ、「金持ち父さん貧乏父さん」という本の中にとても分かりやすいフレーズがあったので紹介します。

「資産は私のポケットにお金を入れてくれる

 負債は私のポケットからお金をとっていく」

 まさにこれにつきると思います。

 

改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 (単行本)

改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 (単行本)

 

これなら資産を持てば持つほど、ますますお金持ちになれるということです。この定義で行くと、持ち家やマイカーは維持費でお金を取っていくから「負債」です。しかし例えば、持ち家を貸し出しで賃貸収入を得たり、マイカーをカーシェアリングで貸し出せば、これらはあなたのポケットにお金を入れてくれる「資産」になります。

この他にも発想を変えれば、身の回りの「負債」を「資産」に変える方法はあると思います。

もちろん、株や投資信託で収益を得たり、投資用の不動産を購入するのも資産づくりの王道でしょう。

とにかく、お金持ちになるには「負債」を減らし、猛烈に「資産」を増やすことに専念すべきです。

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