新型コロナウイルスの流行で、マスク不足による転売行為が横行しているようです。

みなさんこんにちは(^^♪

　　　　　　　

連日ニュースで新型コロナウイルス感染のニュースが騒がれていますね。
中国武漢が閉鎖されたことがいろんなところに飛び火して、出入りの制限や渡航者の検査が行われています。

旅行予定だった人の航空機やホテルのキャンセルが相次いでいる影響とかもあり、株価も乱高下しており、経済にも影響を与えています。

このような社会の混乱が生じると、不謹慎ですが儲けるチャンスが生じます。
去年の台風１９号の際には復旧作業で土木や建設会社が潤いました。
知り合いの建設会社の社員の人は災害直後、「忙しすぎて４日で１時間しか寝てない」と言っていました。

今回も、感染予防でマスクが品薄になり供給が追い付かないため、マスクの製造会社が潤うことでしょう。

災害や混乱で儲ける企業が出てくること自体は悪いことではありません。
このようなことが起きるのは予想ができないですし、企業にとって偶然設けるチャンスが巡ってきただけです。

世間でよく批判を受けるのは、このような時に品薄になっている物を買い占めて、高値で転売する人がいることです。

今回も早速、コロナウイルスの流行が報道された直後からドラッグストアとかでマスクの買い占めがあり、買いたくても買えない人が大勢いるようです。

一昔前は一部の業者が転売行為を行っていましたが、メルカリをはじめとするフリマアプリが気軽に使えるようになったことから、個人でも高値転売行為を行っている人が増えているようです。

ひどい例だと、元値の１０倍以上で転売されるケースもあるようです。

このような事態にメルカリや政府は販売者にマスク高値転売行為の自粛を促すようですが、商取引である以上、法律で完全に規制するのは難しいと思います。

通常の転売であれば、経済活動上必要なことですし、商店街やコンビニ、スーパーと変わりありません。

しかし、今回は買い占めによりマスクが本来必要とされるべき人達にいきわたっていないことが問題だと思います。

特に、病院や介護施設、学校や保育園など、子供やお年寄り、働く職員等のマスクが必須となるべき人に十分に届かず、入荷の見通しが立たないと言われ始めています。

同じような事例で、人気歌手のコンサートチケットの転売行為も横行したことがありますが、警察が乗り出し検挙されるようになったため、以前より下火になっているようです。

また、人気のゲームを発売と同時に買い占め、品薄で値段が跳ね上がったところで転売するケースも流行っているようです。

もし、株で同じようなことをすれば、株価操作の疑いがかかり、公正取引委員会に摘発されかねないケースです。

チケットやゲームは手に入らなくてもガッカリするだけで済みますが、今回のケースは下手すれば大勢の人の命にかかわることです。

政府やフリマ会社の毅然とした対応に期待するところです。

ただ、このような社会の混乱をチャンスにしたいと思った場合、
例えば、企業なら、マスクを必要な人へスムーズに流通させるシステムを考案するとか混乱解消に向けた事業ならみんながハッピーになるでしょう。

個人でも、「マスクが品薄になるなら製造会社の受注が大幅に増えるだろうから、次回の決算では関連会社の売り上げが伸びるだろう」と予測したなら、今後の株価上昇を見込みマスク関連銘柄の株を先に買っておくことができます。

これなら転売と違い、困る人はいませんし、万一目論見が外れた場合、投資家は損をするリスクも負うため、引け目を感じる必要もありません（むしろ、企業の株価上昇による資金の供給に貢献できます）。

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お金を稼ぎたいと思う気持ちは、人間として自然なことだと思いますし、否定する気はありません。

しかし、人の弱みに付け込むような行為はしないでほしいと思います。

本当に困っている人たちがいるのですから。