「投資におけるメンタルコントロール」 暴落している時の精神安定方法
みなさんこんにちは!
投資を行う上で避けては通れないもの、それは投資した資産の値下がりです。
これは株であろうが、不動産であろうが投資信託であろうが誰もが一度は必ず経験します。
投資した資産が値上がりすれば興奮し、値下がりすれば不安になります。
特に投資の初心者のうちは注文ボタンをクリックする手が震え、保有期間中は今の値段がどうなっているか気になって仕方がないでしょう。
これは人間の本能的なことなので、こういう気持ちになるのはむしろ当然と言えます。
今回のコロナショックのような暴落時には気が動転して、狼狽(ろうばい)売りやなんとなくの値ごろ買いなど適切でない取引をしがちです。
投資の世界ではメンタルコントロールが最重要とも言われています。
相場が動いたときに感情的に取引を行うと、自分の資産がみるみる溶けていきます。
そうならないためには、相場の急変に動じない強いメンタルが必要です。
ではメンタルコントロールをどのように行うか?
自分のメンタルを支えるには次の3つの対処法があると思います。
1 自分の投資ルールを決めて、それを守る
2 投資タイミングや銘柄選定は確信が持てるまで我慢する
3 投資は余裕資金(損してもいいお金)で行う
1 自分の投資ルールを決めて、それを守る
投資のメンタルコントロールで一番有効なのは、自分の投資ルールを決め、それを絶対に守ることです。
なぜなら、投資で成功するには事前に決めたルールを厳守できるかにかかっているからです。
この「ルールを守る」ということが簡単なようでとても難しいのが投資の世界です。
「機関投資家」や有名な個人投資家のような投資のプロほどこの重要性を理解し、徹底しています。
ルールを決めておかないと、投資が行き当たりばったりになり最終的には自己資金を大きく減らす羽目になります。
特に相場の急変時や上がると思って買った銘柄が下落した場合など、事前に撤退のシナリオを決めておき、泣いても笑ってもそれを厳守するのです。
投資ルールはシンプルなもので十分です。
例えば、「購入価格より20%値上がりしたら利益確定、10%値下がりしたら損切りで売り」、などでも立派なルールです。
それなら、儲かる投資ルールとは何か?と思いますが万人向けの確実に儲かるルールは無い、と言われています。
なぜなら、投資を行う人の資金量や性格、目指すリターンなどによってルールが変わってくることと、ただでさえルールを守ることが難しいのに人から与えられたルールに従うことはさらに困難だからです。
なので、いろんな書物を読んだり経験していくことで自分の投資ルールを作っていくしかありません。
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2 投資タイミングや銘柄選定は確信が持てるまで我慢する
著名な投資家は投資を行う際、投資対象の分析を徹底的に行います。
そして購入の根拠、利益確定の水準などを定めたうえで割安になるまで我慢して購入します。
投資した後は、自分の行動に自信を持っているので多少相場が上下動しても心は揺れません。
また、仮に自分の思惑通りにいかず、リターンが得られそうになければ潔く撤退して損切りする柔軟さも持っています。
初心者が投資をしようとすると、誰もが知っている有名企業だからとか、普段より安くなっているからといった値ごろ感のような「なんとなく」の感覚で行いがちです。
自分の投資行動に確信が持てないため、投資中の値動きが気になって気になってしょうがなくなります。
買った直後に暴落でもしようものならパニックになり、どうしていいかわからなくなるでしょう。
なので、投資をする際は「なぜこのタイミングで」、「なぜこの投資対象を選び」、「なぜこの金額投じたか」をノートか何かに記録しておくことをおススメします。
不安になったら、この記録を読み返し投資した根拠を思い出し冷静になりましょう。
もし、企業の業績低下や社会情勢の悪化などで明らかに当初の計画が狂っていると判断したら速やかに損切りし、貴重な経験として次の投資に活かしましょう。
3 投資は余裕資金(損してもいいお金)で行う
投資で生活している専業トレーダーは別ですが、サラリーマンなど本業がある方は投資は余裕資金の範囲で行いましょう。
株の信用取引などは自己資金より多くのお金を借りて、取引を行うことができますが損失を出した時のマイナス幅も大きくなるのでお勧めはしません。
ましてや消費者金融などに借金をしてまで投資をすることは絶対にやめましょう!
兼業の投資家であれば、投資による利益を出さなければ家族が路頭に迷うレベルでお金に困るようなことは基本的に無いはずです。
投資を行う時は「使い道のない資金を増やせたらいいな」くらいの気持ちで余裕をもって行うことが大事で「何が何でも絶対に儲けてやる!」と息巻くと逆に空回りして損を重ねていくことが多いです。
私も最初は儲けたい!とカリカリしながら急騰している銘柄のニュースに振り回されたりしながら取引していましたが、トータルでは損を出していました。
ゆったりと気長に適正なタイミングを計るスタイルにしたところ、無理なエントリーが無くなり投資のパフォーマンスが大きく上がりました。
余裕資金の基準は人によって全く異なります。
月に1万円の人もいれば、10万円使えるという人もいます。
仮に投資に回せるお金が毎月3万円捻出できたとします。
最初は3万円全額をフルスイングで投資することはやめましょう。
3万円はとりあえず投資用の口座に入金しておくのですが、実際に投資するのはその内の何割かに留めておくのです。
3万円のうち何割にするのかは、「自分がそのお金を失っても冷静でいられる金額」に設定しましょう。
5千円でもいいですし、3千円でもいいと思います。
少額からでも自分のお金をリアルに投資することに慣らしていきましょう。
そうして段々とメンタルを強くしていき、数万数十万円の取引ができるようステップアップしていくのです。
とはいえ、数千円の資金では投資できる先が限られるため、最初は少額から投資が可能なSBIネオモバイル証券やLINE証券に口座開設して始めてみましょう。
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まとめ
投資のメンタルコントロールは一朝一夕でできるものではないため、どうしてもある程度の経験を積んで慣らしていく必要があります。
本日お伝えした
1 自分の投資ルールを決め、それを守る
2 投資タイミングや銘柄選定は確信が持てるまで我慢する
3 投資は余裕資金(損してもいいお金)で行う
をまずは少しずつ実践してみてください。
何事も経験が一番です。
この記事が少しでもお役に立てば幸いです。