マネーガイドブック~新時代を生き抜くお金の話~

お金が貯まらずにお悩みの方必見!FP有資格元銀行員が節約や投資など、お金に関する事をアップします。ちょっとした裏話も交えていきます。

投資の種類をまとめてみました!

みなさんこんにちは(^^♪

 

昨年、金融庁が夫婦で老後資金2000万必要と発言したことで、かなり話題になりました。
年金だけじゃ暮らせなくなるかもしれないから、自分たちで何とかしてね!ということですが、退職金もどうなるか分からないですし、そもそも「定年」という概念すら無くなる恐れもあります。

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仮に60歳までに2000万円用意できたとして、毎月10万円ずつ取り崩したらどうなるでしょうか?
2000万円÷120万円(10万×12か月)≒16.7
つまり17年足らずで枯渇しますので、77歳に貯金が0円になります。

日本人の平均寿命はすでに80歳超えていて、今後も伸びていくと予想されています。

下手すれば100年まで生きることが珍しくない時代となるわけで、そうならないために若いうちから長期的に分散投資をして老後に備えよう!と国も金融機関もアピールしています。

例えば、2000万円を年率5%で運用できれば2000万×5%=100万円のリターンとなりますので、資金が枯渇する時期をグンと伸ばせます。
銀行の普通預金に寝かせておいても、利率は0.001%程しかありませんので、
年間で2000万×0.001%=200円にしかなりません(しかも税金が2割取られます)。
バブルの時みたいに預金利率が5~6%もつけばいいですが、今後の日本の経済成長率を考えるとあまり期待できないでしょう。
なので好む好まないに関わらず、投資について知っておくことはこれからの時代において重要だと思います。一昔前みたいに投資を行うのは一部の金の亡者だけでなく、ごく普通のサラリーマンや学生も行っています。

投資と言ってもその対象は様々で、期待リターンも大きく異なります。


種類別にまとめてみましたので参考にしてください(★の数は私の個人的見解です)

 

定期預金
安全性:★★★★★★★★
期待リターン:★
詳細:
・銀行で定期預金口座を開設して、お金を一定期間預けます。預ける期間が長いほど利率が高くなります。
・一般的に途中で解約すると、普通預金の利率で計算した分の利息しかもらえません。
・元本割れ(投資した金額を下回ること)はありません。※銀行が破綻しても、預金保険制度があるため、1000万円とその利息は保護されます。なので投資対象の中では圧倒的な安全性を誇ります。
・ネット銀行の方が利率が良かったり、マイナーな銀行だと期間限定で高利率キャンペーンをやって顧客獲得しています。ただし、高利率といっても0.1~0.2%の世界ですので、リターンは低いです。

 

債券
安全性:★★★★★★
期待リターン:★★
詳細:
国債、地方債、社債など公共団体や大企業が発行する債券に投資をします。
・債券とはザックリ言うと借用書です。例えば、1月発行、10月償還、利率0.3%の国債を100万円購入したとします。この場合、国が投資家から1月にお金を年率0.3%で100万円借りて10月に返済するという借用書を買いました、といったイメージです。

・定期預金よりは少し利回りがいいので、年配者も結構保有してたりします。

・中途解約すると元本割れすることがあるので、基本的には満期保有が前提です。

・発行元である国や自治体、企業が破綻するとお金が戻ってこない可能性があります。

 

投資信託

安全性:★★★★
期待リターン:★★★★

詳細:

・投資の知識や経験のない一般人だと、どのように投資していいかわかりません。

そこで証券会社とかが投資家からお金を集め、それをFM(ファンドマネージャー)と呼ばれる投資の専門家に運用してもらいます。

・FMが投資する対象は幅広く、国内の株や債券から、海外の株や不動産、果ては原油や金(きん)などへも投資します。

投資信託の種類は膨大で、日々新しい商品が出てきます。なので自分が興味のあるテーマから投資信託を選べます。例えば、一般的に安全性を重視したければ国内の債券中心に投資している投資信託を購入したり、高いリターンを求めるなら海外の不動産や新興国株式に投資をしているもの、といった具合です。

・少額で購入できます。大体1口数千円~1万円程度です。毎月の積立購入ができるサービスもあります。

・色々な投資信託を組み合わせることで「分散投資」ができ、リスクの軽減が期待できます。

投資信託は「基準価格」というものがあり、日々変動しています。なので購入時より基準価格が下がれば元本割れすることもあります。

・購入時、保有期間、解約時にそれぞれ手数料がかかります。

     

 

安全性:★★★
期待リターン:★★★★★★
詳細:

・株式会社が発行している株を売買します。

・売買できる株は「証券取引所」に上場している会社の株に限ります。

・株の売買差益の他に、配当金や株主優待による利益も狙えます。

・売買差益を狙う場合、一年で数倍になる株もある一方、一気に暴落する株もありますのでハイリスクハイリターンです。

日本株の場合、株の購入単位が100株か1000株です。

例えば、一株2000円の会社があっても購入単位が100株なら購入金額は

2000円✖️100株=20万円 が必要です。

なので、最低でも数万から数十万円のまとまったお金が必要です。

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外貨預金

安全性:★★★★
期待リターン:★★★
詳細:

・ドルやユーロなどの外国の通貨で預金をします。

・外国の通貨は日本円より金利が高い事が多いので、100万円で定期預金するより、100万円を外貨に両替して定期にした方が金利面では有利です(高金利で有名なトルコや南アフリカなどは10パーセント近い金利になることも)

・預け入れの時より為替レートが円安になっていれば、利息に加え為替差益が狙えることも(その逆に差損が発生することも)

・両替時の手数料が高め。円→外貨、外貨→円にする時に数%ぐらいかかります。

 

FX(外国為替証拠金取引

安全性:★★
期待リターン:★★★★★★★
詳細:

・国際通貨のレート差を利用して差益を狙う投資です。

・例えば、1ドル100円の時にドルを100万円分買い、1ドル101円になった時にドルを売れば、101万円ー100万円=1万円の儲けになります。

・外貨預金に似ていますが、両替時の手数料にあたるスプレッドは数銭〜0.2銭とかですので、外貨預金が数円取られることを考えれば取引コストがとても安いと言えます。

・最大の特徴はレバレッジ(テコの力)をかけて、自分の手持ち資金以上の取引が可能なことです。例えば、手持ち資金が10万円でもレバレッジ10倍に設定してあれば100万円分の取引が可能なので、上手くいけば短期間に大きなリターンが得られます(逆にその分損をする可能性もあります)。

                                            

不動産

安全性:★★★★
期待リターン:★★★★★
詳細:

・土地、住宅、マンションなどの保有している不動産を賃貸に出したり、高値で売却して利益を得たりします。

・入居率を高める工夫や優良な不動産を安く仕入れる交渉など、他の投資より自分の努力やアイディアが反映させやすいです。

・不動産の購入資金は金融機関から借り入れる事が可能です。

・賃貸収入は不動産所得となりますので、掛かった経費を控除して節税する事ができます。

・株とかに比べ、不動産価格の変化は緩やかです。裏を返せば、取引量が少ないため売りたいタイミングで買い手が見つからないというリスクも。

 

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ソーシャルレンディング

安全性:★★★★★
期待リターン:★★★★★
詳細:

ソーシャルレンディングの会社が資金の借り手と貸し手を仲介してファンドを組みます。

クラウドファンディング型もあり。

個人投資家が借り手に「お金を貸す」という仕組みのため、利息収入となります。

・期待利率は3〜10%と高利回りが期待できます。

・借り手が破綻した場合、貸金が戻ってこない恐れも。

・投資案件は不動産に投資するものから、世界の成長企業に投資するものなど様々です

・1万円からの少額投資が可能。

・人気の高い投資案件はすぐ締め切るので、早目の申し込み必要。

       

 

 

 

 

 

 

 

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