何に投資していいかわからない間は、ネット銀行定期・国債・ソーシャルレンディングで運用
みなさんこんにちは(^^♪
投資を始めてみようと考えているが、何に投資していいかわからない!もしくは、いろいろと勉強中という方も多いかと思います。
銀行員時代にお客様の口座を見て思ったのは、貯金はすでに数百万円以上あるのに、口座にお金が眠ったままになっているという方が結構多く、特に高齢者の方は数千万とか億のお金が普通預金になっている方もいました。
私からすると、「もったいないなあ」と思いながら見ていました。
仮に預金が1000万円あれば、年間利回りが0.1%違うだけでも
1000万円×0.1%=1万円増やせることになります。
投資を開始する時期が未定かしばらく先の方は、お金をただ遊ばせておくのはもったいないです。
なので、普通預金に置いてままよりは高利回りの期待できる方法で運用し、リターンを得てみましょう!
その際の運用方法は以下の点がポイントとなります。
①運用期間が短めであること(長くても2年以内)
②満期が設定されていること
③投資元本が価格変動により目減りしないこと
※例えば100万円投資したら満期時に100万円のまま戻ってくることです。
この条件にあてはまる投資は次の3つになります。
1 ネット銀行等の定期預金
銀行の定期預金は普通預金よりも利率が高いですが、中でも住信SBI銀行や楽天銀行などのインターネット銀行は店舗が無い代わりに定期預金等の金利が高めに設定されており、一般的な銀行の10倍以上の金利になることもあります。
店舗が無くても、コンビニATMで入出金ができ、定期への預け入れ等はスマホやPCから可能です。
メリット
・預金のため安全性高い
・運用期間が1か月~10年と幅広く選べる。
・中途解約可能
デメリット
・利回りは高くても年0.2~0.3%程度なので、元本が大きくないとリターンの実感を得にくい。
2 個人向け国債変動10年
利付国債や県民債、社債など個人投資家が購入できる債権はたくさんありますが、なかでも「個人向け国債変動10年」はとても優れた金融商品として有名です。
理由は安全性と利回りの高さのバランスが最もいいからです。
運用期間は10年と長めですが、購入から1年を過ぎれば中途解約が可能です。
返還時には直近2回分の利息が引かれますが、1年でついた利息が無くなるだけの話なので元本割れするわけではありません。
融通性の高さと利回りから本格的な投資を行うまでの「つなぎ」として最も適している投資だと思います。
※国債は銀行や証券会社の窓口で購入できますが、店頭で受付購入すると手続きに時間がかかったり、他の手数料の高い商品を勧められる可能性が高いため、個人的にはネット銀行やネット証券の方がいいと思います。
メリット
・国が発行しており、信頼性が高い
・毎月発行しており、購入金額も1万円単位で可能
・どんなに金利が低くなっても最低年0.05%の利回りが保証されている
・日本の金利が高くなれば、保有期間中でも利回りがアップする(やや専門的な話をすると、金利オプション機能が無料でついています)
・1年保有すればいつでも換金可能。しかも1万円単位での部分解約もできる
(例えば100万円のうち、20万円解約して80万円はそのままにするとか)
デメリット
・ネット銀行のトップクラスの定期に比べると金利がやや見劣りする。
最近、「クラウドファンディング」という言葉を聞いた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
事業を行うためのお金を銀行とかを介さずにたくさんの出資者から集める新しい資金調達手段です。
「ソーシャルレンディング」はこの「クラウドファンディング」の一種と言われています。
日本語に直訳すると、ソーシャル=社会的な レンディング=貸し付け、となります。
つまり、ザックリいうとお金を貸してほしい企業や団体等に対してお金を貸し付けて、その対価として利子を受け取る、というものです。
あくまで「貸し付け」のため、融資先が貸し倒れて投資した金額が戻ってこないリスクもありますが、貸し付け利率は3~10%と定期や国債に比べ、圧倒的に高いです。
株やFXをやる勇気はまだないけれども、ある程度の成果がほしいなぁという方におススメです。
メリット
・利回りが高い(年3~10%程度)
・1万円からの少額投資が可能
・元本自体が変動しないため、株やFXより低リスク
デメリット
・延滞や貸し倒れリスクがある(全体の案件の数%程度)
・中途解約はできない
・借り手の都合で途中で返済されることがあり、最初に想定した利回りを下回ることがある
私はソーシャルレンディングを3年ほど行い、数十件の案件に投資してきましたが、今のところ延滞や貸し倒れは発生していません。
ソーシャルレンディングの会社もたくさんありますが、たまに年利回り15%とかとんでもなく高利回りな案件があったりします。
当然、高利回りになるほど貸し倒れリスクも高まるので、投資するなら5、6%くらいまでの案件にとどめておいた方がいいと思います。
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