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株価暴落時の今こそ購入したい、米国の連続増配銘柄

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みなさんこんにちは!

 

連日コロナショックで株価が乱高下しています。

日経平均は日銀が買い支えをしている(?)せいか、ダウほど急落していない印象がありますね。

NYダウは高値から約3割下げているので、下げトレンドはまだ続くのかなという気がします。

ウォーレン・バフェットを始めとする著名投資家達は「市場が暴落して混乱している時こそ安値で買うチャンス」と言っているので、今は購入銘柄を物色します。

売りがピークに達し(セリングクライマックス)、出来高が減って株価の揺れ幅が落ち着いてきたら買いを入れたいと思っています。

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とは言え、何を買ったらいいのか?迷うと思います。

そこで、私が購入を検討している銘柄の1つである米国の配当貴族銘柄(連続増配銘柄)を紹介します。 

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 配当貴族銘柄(連続増配銘柄)とは?

 連続増配銘柄は過去25年以上にわたり、毎年の配当金額を増額している企業の株を指します。

投資家の間では「配当貴族銘柄」と呼ばれています。

日本企業の場合、一時的に配当が高くても業績悪化すればすぐに減配することが多く、こういった銘柄はほとんど無いのですが、株主還元が文化として根付いているアメリカでは配当貴族銘柄がゴロゴロあります。

 

増配を堅持する企業は投資家からの人気も高く、企業不祥事とかが起きないと値崩れしにくいのですが、今回のコロナのような市場の混乱時は企業業績と関係なく投げ売りされるので、こういった銘柄を割安で購入するチャンスとなります。

また米国株は日本株と違い、1株単位からの購入が基本で少額投資が可能なため、複数の銘柄にタイミングを分散して購入することも可能です。

 

米国の配当貴族銘柄の中でも特に有名な高配当銘柄を4つ紹介しておきます。

 ※カッコ内はティッカー(銘柄の記号)です。

 

 コカ・コーラ(KO)

言わずと知れた超有名炭酸飲料メーカーです。

世界中のスーパー、レストラン、ホテルで販売されています。

投資の神様ウォーレン・バフェットが何十年も前から保有している銘柄で、高収益を上げ続けています。

バフェット自身が1日にコーラを数本愛飲していることも有名です。

長年にわたる高収益の秘密は商品の圧倒的なブランド力とボトリングや販売といった低収益部門を自社から切り離す合理性にあると言われています(なので東証に上場しているコカ・コーラボトラーズジャパンHDとかは社名にコカ・コーラが入っていますが別会社です)。

また、コカ・コーラの製造レシピは世界中で2人しか知らないという噂もあります。

そんな世界のコカ・コーラは2020年3月時点で56年連続増配を記録しています。

株価は38.3ドル、直近配当利回りは4.28%です(2020年3月20日時点)

 

 ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)

 日本でも「バンドエイド」や「リステリン」で有名な総合ヘルスケア企業です。

事業分野は「医療機器」、「医薬品」、「消費者向け製品」の3つが柱となっており、医療機器で世界首位クラス、医薬では世界5位、消費者向けでも化粧品をはじめ高いブランド力を有しています。

 

ジョンソン・エンド・ジョンソンは2020年3月時点で56年連続増配を記録しています。
株価は119.89ドル、直近配当利回りは3.18%です(2020年3月20日時点)

 

3 プロクター&ギャンブル(PG)

「P&G」という略称で親しまれている世界最大の一般消費財メーカーです。

消臭剤のファブリーズ、シャンプーのPANTENE、衣類 洗剤のアリエール、食器洗剤のジョイ、紙おむつのパンパース、フェイスケアのSK-Ⅱなど、超有名な生活用品を幅広く製造・販売しています。

プロクター&ギャンブルは2020年3月時点で62年連続増配を記録しています。
株価は102.43ドル、直近配当利回りは2.91%です(2020年3月20日時点)

  

 エクソン・モービル(XOM)

 石油を基盤とする総合エネルギー企業です。

石油メジャーでは最大手で、元々はあのロックフェラー財閥の設立したスタンダード・オイルが源流です

業界で「上流」と呼ばれる石油の発掘から「下流」と呼ばれる原油の卸・小売り業、「ケミカル」と呼ばれるナイロンやプラスチック製品をつくる事業すべて押さえています。

原油というと、一般的に自動車の「ガソリン」くらいのイメージしかないですが、原油の世界経済に与えている影響は想像を絶するものがあり、昔から原油を巡り戦争が起きてきました。

原油はガソリン以外にもペットボトルや紙パック、水道管やプラスチック食器や家具、道路のアスファルトやタイヤなど挙げればキリがないほど色んなところに使われています。

参考図書「結局、世界は「石油」で動いている

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そういった生活の基盤となる原油を握っている企業は今後も強いと考えています。

エクソン・モービルは2020年3月時点で36年連続増配を記録しています。
株価は32.74ドル、直近配当利回りはなんと10.63%に達しています(2020年3月20日時点)

 

初めての方や何を買うか迷われている方は試しに上の銘柄を検討されてはいかがでしょうか。

もちろん、これまで増配してきたからと言ってこれからも続く保証はありませんし、配当が出続けるとも限りません。

しかし、いずれの企業も30社しかないNYダウの採用銘柄ですし、ブランド力や競争力で世界トップクラスにあります

さらに生活に根差した商品を提供している企業であり、比較的景気の影響を受けにくいという強みもあります。

こういった裏付けがある限り、安定的に利益を出していくだろうと私は考えています。

 

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