サラリーマンのままでは金持ちになれない理由
みなさんこんにちは
平成から令和に時代が変わりましたが、サラリーマンの平均賃金は下がり続けています。アベノミクスで上がっているような印象を受けますが、上がっているのは一部の大企業と公務員だけです。
むしろ、非正規労働者が激増した結果、中流層が下流層に移り、国民の格差が広がりつつあります。
普通のサラリーマンで毎月金が余ってしょうがないっていう方いますか?
大半の方は収支トントンくらいではないでしょうか? 貯金に回すお金がある人も、その貯金は子供の教育費であったり、老後の蓄えといった「使い道の決まった」貯金ではないでしょうか。
なぜお金が貯まらないのか?その一番の原因は「政府が一般人に余計な資産形成をさせたくないから」です。
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政府は、我々国民が働いて得たお金を全て吐き出させようとあの手この手で財布を狙ってきます。一番手っ取り早いのは消費税を上げることでしょう。消費税は金持ちから生活保護者まで等しく全員が負担します。コンビニでジュースを買うとき、無職だから・学生だからといって消費税が免税されることはありません。
しかも、食費や光熱費といった最低生活費は人によってそれほど変わりませんから、増税によって貧乏人ほど負担が重くなるという「逆進性」が働きます。
消費税を増やしたり、社会保険料を上げたりすると、国民にダイレクトにバレますので、増税とかはわりと慎重に行われます。
そこで、他のことをして巧妙にお金を使わせるのです。例えば、最近ですと働き方改革により残業が抑制され、有給取得が推奨された結果、余暇が増えました。仕事を離れ余暇が増えると、人間はどうしても消費行動に目が移ります。増えた余暇で旅行に行ったり、外食をしたりして通帳残高を減らしているのです。
仮に国民全員がお金持ちだったらどうなるでしょう?一番困るのは企業です。だって誰も働かなくなるんですから、会社が成り立ちません。私たちの暮らす資本主義社会は大多数の労働者が少数の資本家に搾取されるという前提で動いています。
なので、毎月いただいているお給料は、その時代の生活水準を最低限維持できるレベルの金額しかないのです。手元にお金が残らないのはある意味当然なのです。
もちろん、人より秀でた能力を買われ、高給を稼いでる人もいます。しかし、給与所得の場合、税制上、高所得者に不利であり、年々その傾向が強まっていると言えます。
そもそも、高度経済成長期ならともかく、人口減少時代になり年功序列や終身雇用が維持できなくなった日本社会でぼんやりとサラリーマンを続けるのはリスクでしかありません。投資や副業、資格取得など万一、失業しても食べていけるスキルを身に着けないとお金持ちになるどころか、生活すらできなくなるかもしれません。