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株の基本知識をわかりやすく説明します!

みなさんこんにちは(^^♪

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資産を増やす手段として最もメジャーなものの1つが「株式投資」です。
日本でも戦前から株の取引きが行われていました。
しかし、昔は取引の複雑さ、手数料の高さ、情報の少なさなどから敷居が高く、一部のお金持ち等の間でしか行われていませんでした。

 

それが現在はネット証券の普及などにより、手続はシンプルになり、手数料も格安になりました。
企業の情報についても、企業のHPで開示されていますし、証券会社に口座を開けば無料で四季報などの情報が得られます。
国の年金不安から資産運用の関心が高まっており、株式投資の敷居はとても低くなりました。

       


そのため、株に興味がある人が増えた一方、バブル崩壊などで大損した人の体験等もあり、興味はあるけど怖い・・という考えも根強いです。

この記事で、そもそも株とは何か?儲かる仕組みは?といった株の基本中の基本についてわかりやすく解説していますので参考にしていただければ幸いです。

 

そもそも株って何なの?

 

株とは何なのか、小話を交えて説明します。

 

あるところにフグ夫君という人がいました。
フグ夫君は雑貨屋のお店を開こうとしましたが、お金がありません。
銀行に融資をお願いしても断れてしまいました。
困ったフグ夫君は「なんとか開業資金を集めないと」と思い考えました。
そこで思いついたのが、知り合い達からお金を出資してもらい、「株式会社」を立ち上げることです。

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開業資金に1000万円必要だったので、知人10人から100万円ずつ出資してもらうことにして、「株式会社 草ふぐ商店」を設立し、念願の雑貨屋を開くことができました。

 

この時、フグ夫君は出資してもらう代わりに、会社の「株式」を発行し、出資額に応じた数の株式を知人たちに渡しました。
知人たちは株式を受け取ったので、フグ夫君の会社の業績が良ければ「配当」を受け取ることができます。


また、株を持っているということは会社のオーナーとして経営に関わる権利があるため、フグ夫君が怠けていれば文句を言うことができます。
社長のフグ夫君とすれば、常に見張られているような状況となるため、気が抜けません。

 

その代わり、銀行からの融資と違い、出資してもらったお金は基本的に返す必要が無いので、借金の返済に苦しめられるプレッシャーがありません。

こんな具合に、株を持っていると企業から配当がもらえたり、会社のオーナーの1人になれるわけです。

 

お金を集めたい事業者側からすれば、銀行から借りる(間接金融)か、株を発行して出資してもらう(直接金融)かの違いです。

なるほど、では有望そうな会社の株を買ってみたいという投資家に1つ問題が出てきます。
証券取引所」という株の市場に上場していない株は買うことができないのです。

 

先ほどの「株式会社 草ふぐ商店」の株は知人だけで保有している株であり、「証券取引所」に登録されていません。
なので、他の人が「いい会社だから株を買いたい」と言っても買えないのです。

では、他人が草ふぐ商店の株を買えるようにするにはどうすればいいでしょうか?

 

答えはどこかの証券取引所に株式上場すればいいのです。
「上場」というとイメージがわきにくいですが、証券取引所をお店に例えると株は商品です。
自分の会社の株(商品)を売りたい人は買いたい人が集まる証券取引所(お店)に株を置いてもらい、お金を払って購入してもらうのです。


ただし、一般人が証券取引所に直接出向いても株は売ってくれないので、証券会社を通して買う必要があります。

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           実際の東京証券取引所

株で利益を出す仕組みは?

 

上場している株の場合、配当を受け取る以外にもう一つ利益を出す手段があります。
それは、株が安値になっている時に買い、買った時よりも値上がりしたら売り、売買益を得ることです。


例えば、A自動車の株が証券取引所で100円になっているときに100株買って置き、120円に値上がりしたときに売れば
(120円-100円)×100株=2000円の利益になります。

なので株で利益の出し方は次の2つです
売買益で稼ぐ
配当をもらう
※この他に「株主優待」という制度もありますが、また別の記事で詳しく説明したいと思います。

 

ところで、なぜ株価が上がったり下がったりするのでしょうか?


一言でいえば需要と供給の関係です。
先ほどのように、証券取引所をお店、株を商品と考えるとわかりやすいと思います。

 

例えばお店で人気のゲーム「愛のジュテーム」を買おうとしましたが、品薄で売っていません。
そこへ、「定価の2倍なら売ってあげるよ」という人が現れました。
買いに来た人は、「2倍でもいいから買いたい」と言ったので、定価の2倍で取引が成立しました。
この時、このゲームの相場は定価に対して2倍に値上がりしました。

 

ところが翌日、「愛のジュテーム」にはゴールイン直前にバグが発生するという欠陥が見つかりました。
「こんなゲームいらない!」とお店では誰も買わなくなりました。
ゲームを売りたいという人がお店に殺到しましたが、定価の1割でないと買う人がいない状況です。
ゲームを売りたい人は泣く泣く、買ったゲームを定価の1割という安値で売却しました。

この時、このゲームの相場は定価の10分の1に値下がりしたわけです。

 

株価が上下する仕組みも同じです。
高値でも買いたい人が多ければ値上がりし、安くてもいいから売りたい人が多ければ値下がりしていきます。

証券取引所には、この売買の注文が無数に集まるため、目まぐるしい速さで株価が変動していきます。


株を買うにはいくら必要か?

 

上場している日本の各企業の株価は、1株数百円~数千円、高くても数万円で推移しています。
ただし、日本の株取引は株数の売買単位が決められており、100株もしくは1000株単位での購入となっています。

 

なので、株式投資を始めるには最低数万円、購入したい会社によっては数百万円必要なこともあります。

 

いろんな会社に投資したいけど、そんなにお金ないよ・・という方にはSBIネオモバイル証券での購入がおススメです。
1株単位からの購入が可能なため、少ない資金でいろいろな会社の株が買えます。
また、Tポイントを現金代わりにしての投資もできますので、Tポイントが貯めっている方や小額から株を始めたい方におススメです。

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また、他の証券会社も条件により手数料無料などのキャンペーンをしてますので、ご自身に合った証券会社を選びましょう。

 

   

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